水分補給のお話

自転車に乗るとカロリーが消費されるのと同時に、多くの水分も体から失われて行きます。長時間乗る場合、計画的にエネルギーと水分を補給しないと、下手すると命に関わる場合があります。また、気温が上がっていくこれからの季節はエネルギーよりも水分補給が特に重要になってくる訳ですが、水分補給は自分の体の状態に合わせて、適切な飲料水をチョイスしなければなりません。

 

〇水分補給と言えば・・・

スポーツ時の水分補給と言えば、スポーツドリンクが一般的かと思います。我が息子達も野球をやっていますが、1日練習や試合の時は、麦茶と一緒にスポーツドリンクを持って行きます。また、自転車仲間達も休憩の時に、コンビニ等でスポーツドリンクを購入しボトルに詰めたりしていますが、スーパーやコンビニで販売されているスポーツドリンクは、人間の体液に近い「アイソトニック飲料」と呼ばれるタイプの物がほとんどです。

 

体液に近いと聞くと、非常に体に良さそうなイメージがありますが、スポーツをして汗をかいている時にアイソトニック飲料を飲んでも、浸透圧の関係から水分補給がうまくできないばかりか、のどが渇くからと言って多量に摂取すると、ペットボトル症候群と呼ばれる急性の糖尿病になる可能性があります。

ペットボトル症候群 - Wikipedia

先程も申し上げた通り、自分の体の状態に合わせて飲料水を選択しましょう。

 

1.出発前 アイソトニック飲料がおすすめ

体液とほぼ同じ濃度の糖分や電解質を含んでおり、体内に緩やかに水分が吸収されるのが特徴です。ただし、出発前にはエネルギー補給をかねて食事もされるでしょうから、あえてアイソトニック飲料を飲む必要はないと思います。食事からでも十分に水分は補給できます。飲むとすれば「前の晩に飲み過ぎて体調が優れないけど、以前から友人と約束していたライドがある」といった際の出発前が最適です。

<代表的なアイソトニック飲料>

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コカ・コーラ アクエリアス エアーボトル 500ml×24本

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2.自転車に乗っている時(運動中) ハイポトニック飲料がおすすめ

 体液よりも低い濃度の糖分や電解質を含んでおり、体内への水分の吸収が速いのが特徴です。よって、自転車に乗って大量の汗をかいている時は、ハイポトニック飲料が適しています。私は自転車に乗る際はこちらのハイポトニック飲料を飲んでいます。

<代表的なハイポトニック飲料>

大塚製薬 アミノバリュー4000 500mL×24本[機能性表示食品]

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アサヒ飲料 スーパーH2O 600ml×24本

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 3.脱水状態になってしまったら 経口補水液がおすすめ

 水分補給をこまめにしていても、炎天下の中、長時間自転車を漕ぎ続ければ脱水症状になることもあります。この場合は経口補水液がおすすめです。経口補水液は水分の補給を最優先に考えられた飲料水です。飲んでみると分かると思いますが、アイソトニック飲料やハイポトニック飲料と比べて塩分濃度が高めです。めまいや吐き気、脱力感が感じたら経口補水液を飲むようにしましょう。主にドラッグストアで販売されています。

経口補水液

大塚製薬工場 経口補水液 オーエスワン 500mL丸PETx24本(ケース)

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〇ライドに最適 ハイポトニック飲料のパウダー 

ライド中はハイポトニック飲料が良いと言いましたが、このハイポトニック飲料はコンビニでは種類が少ないor扱っていない事が多く、水分がなくなった時に困ってしまいます。そこで、私はこちらの商品を使っています。

 

明治 ヴァームウォーターパウダー グレープフルーツ風味 5.5gx30袋

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水さえあれば1包で500mlのハイポトニック飲料を作る事ができる為、ロングライドに出かける際は、常に2~3包を背中のポケットに入れています。コンパクトなので荷物にもなりません。また、30包入ってこの値段ですから、お財布にも優しいのがうれしい所です。

 

私は「ハイポトニック飲料である」「携帯性に優れる」「価格面に優れる」という三つの理由から、このVAAMを愛用していますが、他にも同じような商品としてはこちらがあります。

 

アミノバイタル クエン酸チャージウォーター20本入箱

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こちらも非常に人気がある商品で、私の自転車仲間にも愛用者が多いです。

あとは好みの問題ではないでしょうか。

 

自分の体の状態に合わせて、適切な飲料水を選択して、安全で楽しいライドをしましょう。