Vブレーキの台座ボルト破損①

GW最終日、子供が「自転車が壊れてブレーキが効かない」と申告してきました。

どれどれと三男坊の愛車「ジャイアント エスケープR i3」というクロスバイクを確認すると、なんと、Vブレーキの台座ボルトが根元からポッキリと折れていました!

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ちょっとレアケースですが、自分で修理をしてみることにしました。

 

1.ネットで調べてみた

 まずは、情報収集という事で、スマホで検索してみると台座ボルトはネジで止められていて交換が可能。しかし、ネジの所に緩み防止の特殊な液が塗ってあることが多く、なかなか外れない事が多い。使用する工具は8~9mmのスパナ等でOK!

確かにAmazon等で確認すると、Vブレーキ用の台座ボルトが数百円で販売されています。これなら自分でも修理可能かと思い、早速作業に取りかかりました。

 

2.スパナが使えない

いざ、破損したボルトを外そうとスパナを当ててみたら、ボルトが真ん丸ではありませんか。これではスパナが使えません。ペンチやウォーターポンププライヤーで挟んで回してみても、ボルトは全く緩みません(>_<)

一旦作業を中断し、またまたスマホ片手に先人達の知恵を借りることにしました。

 

3.先人達の知恵① ボルトに油を差してみる

ボルト等が固着している時に使えるのが、お馴染みのKURE556。洗浄と注油をしてくれるので、我が家でも様々な所で大活躍しています。

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 ボルトと台座の隙間にスプレーをしていきます。数分間待って、お次はペンチでつまむ部分をパーツクリーナーで洗浄し油分を取ります。そして、改めてペンチやウォーターポンププライヤーで挟んで回してみるのですが全く緩む気配がありません。

 

4.先人達の知恵② ボルト周辺を温める

前述の通り、ボルトに緩み防止の為の液が塗ってあります。この液は熱に弱く、ドライヤーでボトルが熱々になるまで温めてから回すと、簡単に外れるとの事。

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早速、嫁さんのドライヤーをこっそり拝借し、10分程温めてから回してみるのですが、それでもボルトは抜けません。

 

5.先人達の知恵③ パイプレンチを使え

商品名の通り、水道管など丸いパイプなどを回す時に使うパイプレンチ。コレであっさりと外れたと言う情報がございましたので、早速、パイプレンチを実家から借りてきまして挟んで回してみます。

ペンチやウォーターポンププライヤーとは違い、さすがは丸いパイプを回す専用工具です。しっかりと食い込み、ボルトが緩む感じが工具から伝わってきます。

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 ふぅ~手こずらせやがって!と思いながら、パイプレンチを外して手で回してみますが、ボルトは全く緩んでいません!実はボルトの表面が削れていただけでした(>_<)

見るも無惨な姿になってしまいました・・・。 

 

6.複合技で再トライ!

「先人達の知恵①から③」の複合技でトライしてみますが、ボルトの表面が削れるだけ!さらに、台座本体まで傷がつくという二次被害まで(T-T)

 

約1時間半程、上記の方法を試し、何度もトライしましたが全く外れる気がしません。

今日の所は、作業を中断しショップに聞いてみることにしました。

 

その②に続きます。