サイコンで最大心拍数を計測(ブライトンテスト MHR)
私が購入したサイコン「ブライトン ライダー 530」には<ブライトンテスト>と呼ばれる機能がプリインストールされています。
昨夜はこの機能を使って、自分の現在の最大心拍数を計測してきました。
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〇ブライトンテスト
ブライトンテストでは、以下の4つの数値を測定する事ができます。また、計測したデータはサイコンの「プロフィール」に自動で設定され、ライド後の詳細なデータを算出する際の基礎データにも活用されています。
・MHR(最大心拍数)
・LTHR(乳酸閾値心拍数)
・FTP(1時間継続して出力できる力)
・MAP(最大有酸素パワーゾーン)
FTPとMAPはパワーメーターがないと計測できませんので、私が計測できるのはMHRとLTHRの二つ。今回はMHR(最大心拍数)の計測を行いました。
〇計測方法
サイコンのメニュー画面から ワークアウト>ブライトンテスト>MHRを選択します。最初にテストの注意事項が表示されますので、それを熟読してからテスト開始です。
まず、はじめの10分間はウォーミングアップタイムです。心拍88-104のゾーンでペダルを漕ぎ続けます。
少しスピードを上げるだけで、すぐに心拍が上限の104を超えてしまいます。そのゾーンから外れるとサイコンから”ピピッ”と注意を受けます。なるべくそのゾーンに収まるようにしながらペダルを漕ぎ続け、10分が経過したらいよいよテスト開始です。
ウォーミングアップが88-104のゾーンでしたが、そのゾーンが1分毎に5%ずつ上がって行きます。それに合わせてペダルを回し、自分の心拍をゾーンの中に収まるようにしていきます。最初の方は心拍数も低く楽勝ですが、心拍が160前後くらいから苦しくなってきます。それでも1分毎に上げろ!上げろ!と鬼教官のごとく心拍数アップを求められるので、そのまま限界まで回し続け、白目を剥いて倒れる寸前のところでペダルを止めます。
すると、鬼教官サイコンも限界に達した事を察してか、自動でテストを終了してくれます。その後、10分感のクールダウンに入り、心拍を整えて終了です
これが1セットで、数日間何回かこのテストを繰り返す事で、正確な最大心拍数が測定され、サイコンに登録される様です。
〇私の測定結果
以前、こちらの記事で目安の最大心拍数を算出しました。
目安の最大心拍数は210ー(年齢÷2)で求める事ができます。
この計算式で求めた私の最大心拍数が188.5拍/分でしたので、その数値をサイコンに設定していましたが、結果から申し上げると、今回のテストでそれに近い数値が測定されました。
しかし、まだ2回しかテストを行っておりませんので、正確な数値とは言い切れませんし、このテストを行う時は10分間以上止まらなくても良い(走り続けられる)環境でないと、テストが途中で終わってしまいます。私も限界付近でもがいている時に、2回とも信号の影響を受けて少し止まってしまいました。外で正確なテストを行う際はコース選びを慎重にしないと失敗が多くなると思います。ローラー台で測定するのが一番良いでしょうね。
〇最大心拍数を知ってトレーニングに生かす
正確な自分の最大心拍数が測定できると、目的に合わせたトレーニングをする事ができるようになります。
<目的とするトレーニングの心拍数の目安>
(最大心拍数 - 安静時心拍数)☓ 運動強度 + 安静時心拍数
<運動強度>
50~60% ウォーミングアップ・回復
60~70% ダイエット・脂肪燃焼(基礎的な体力をつくる)
70~80% 持久力アップ(有酸素運動能力の向上)
80~90% 瞬発力アップ(最大運動能力の向上)
90~100% アスリートの更なる運動能力の向上
現在私はカルボーネン法で算出した60~70%のゾーンで、主にダイエット・脂肪燃焼ならびに基礎的な体力作りを目的にトレーニングをしています。6月いっぱいはこのゾーンでトレーニングを行い、7月からはもう一つ上の70~80%のゾーンで持久力アップを目的にトレーニングをする予定です。
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