ブライトンRIDER530の画面がくもる②
前回に引き続き、サイコンの画面がくもる現象について。その①はこちら↓をご覧下さい。
〇他のサイコンのIP規格
他社のサイコンのIP規格を調べてみました所、ブライトンと同じ「IPX7」規格は少ない様です。
・ガーミン IPX7
・ポーラル IPX7
・パイオニア IPX6/7相当
・Wahoo IPX7
キャットアイも公式ホームページ等で調べてみましたが、防水に関する記載はございませんでした。唯一参考になりそうなサイトを以下に記載しますが、防水ではあるがそれほど高い防水性能ではないのかもしれません(私の推測です)。
また、IPX6/7相当の防水機能を有しているパイオニアのSGX-CA500も、以下の様なブログがございました。他にも同じようなサイトがありましたので、パイオニアのサイコンはやや防水性能が弱いのかもしれません。
サイコン以外の身近な電子器機としては、iPhone8も「IP67」の防塵防水機能を有していますが、アップルも以下の様にコメントしています。
iPhone 8とiPhone 8 Plusは防沫性能、耐水性能、防塵性能を備えており、実験室の管理された条件下でのテストにより、IEC規格60529にもとづくIP67等級に適合しています。防沫性能、耐水性能、防塵性能は永続的に維持されるものではなく、通常の使用によって耐性が低下する可能性があります。 (中略) 液体による損傷は保証の対象になりません。
私の息子は「iPhoneは防水やで」と言って風呂場で音楽を聴いておりますが、テストは「実験室の管理された条件下」と書かれており、誰も「風呂場でテストした」とは書いていません。おそらく実験室は真水でしょうし、お風呂はお湯ですから条件下が違い過ぎます。
電子器機類は熱にも弱いはずなのに・・・。しかもセブンやし笑
私に似てアフォな息子です笑
〇どこから水分が進入したのか?
完全防水ではないものの、高い防水機能を有するブライトンRIDER530ですが、一体どこから水分が入ったのでしょうか?
ここからは私の推測になりますが、販売元の対処法に記載があった通り、充電端子の近くに内部の蒸気を逃がす穴があるようです。私は充電後もそのゴムパッキンを閉めずに梅雨時期の湿度が高い状況下で使用していましたので、そこから湿気が内部に入ったのではないかと思っています(大雑把なO型です汗)。
また、これも私の推測になりますが、ブライトンは他のサイコンと比べて電池持ちが良いことがメリットとして挙げられます。充電の際の熱で乾燥させる効果があるとするならば、充電の機会が少ないブライトンは内部に入り込んだ水分を乾燥させる機会が少ないというデメリットになるとも考えられる訳です。
この様な二つの要因が重なった事により、今回のくもりが発生したのではないかと思っています。
〇対処法
販売元からの返答の通り、まずは内部の水分を蒸発させて除去します。画面を下向きにして少し長めに充電を行います。さらに、タッパの様な密閉性の高い容器に乾燥剤とサイコン本体を放り込み1日放置してみました。ただし、このサイコンは防塵性能のテストは行っておりませんので、乾燥剤は粉末タイプの物は使用しない方が良さそうです(これは代理店の深谷産業さんに電話で聞いてみました)。その後はしっかりと充電端子の所もゴムパッキンを閉めて使用しています。
〇まとめ
対処後、まだ昼間の野外を走っておりませんので、最終的な確認が取れておりませんが、内部に水分が入っていなければ結露は起こるはずがありません。おそらく大丈夫かと思いますが、それでも発生する様であれば再度販売元に相談をしてみようと思っています。
今回、同じような症状が出た人が他にもいるのでないかと思い、ネットで検索をしてみましたが、ブライトンのサイコンではヒットしませんでした。
また、野外を走れる様になりましたら結果をご報告させて頂きたいと思います。
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