ツール・ド・西美濃2018参戦記⑥
いよいよ10月に入り、虫の音に秋の深まりを感じる今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか?さて、私のツール・ド・西美濃2018参戦記も残りあとわずか、もうしばらくお付き合い下さいませ。
〇おデブ千切れる!
まるで不朽の名作機動戦士ガンダムの第10話「ガルマ散る!」の様なタイトルですが、そんなかっこよろしいものではありません笑
第4のOS(おもてなしステーション)である池田をでてすぐに、ツール・ド・西美濃最大の難所「梅谷越」をクリアしなければなりません。
梅谷越の峠データをここで紹介
全 長:1.7km
平均勾配:7.5%
獲得高度:134m
<ストラバ セグメントのデータより>
距離は短めながらも7.5%の坂ですから、おデブにはまぁまぁ辛い坂道でございます。足軽隊の3名はそんなおデブの気持ちも知らず、スイスイと登って行きます。私の脚力と体重では完走するのがやっと。。。
ハァハァと息を切らしながら頂上まで上り切った時には、すでに足軽隊(友人達)3名の姿はありません。完全に置いてきぼり(ノД`)
待っていてくれても良かったのに・・・
ほんまに「シャア謀ったな!!シャア!」って気分です。
〇恐怖の下り
峠を上りきったら後は下るだけ。しかし、昨夜までの雨で路面が濡れており、非常に危険な状態でございました。しかも、普段あまり車が走らない道路ですから、落ち葉やコケ等もあり、非常にスリリングな下りです。7.5%の登りも難所ですが、下りも一切気を抜けません。もし、ここで落車していたら「ジオン公国に栄光あれ―――っ!!」って台詞を吐きながらガウ空母共々谷底へ落ちていたことでしょう笑
速さよりも安全に難所をクリアできて本当に良かったです。
〇まだまだ続くよ坂道は
梅谷越は確かにキツイ坂道なのですが、実はここから関ヶ原のOSまでが延々と緩い坂道が続きます。このあたりは普段のライドで私もよく通る道なのですが、関ヶ原のこの区間はなぜか向かい風になることが多いのです。しかも、建物等がほとんどありませんので、風を遮る物がございません。地味に体力を奪われる、まぁまぁ地獄の区間なのであります。
この日もやはり向かい風。。。
覚悟を決めて集団からはぐれない様に一定のペースで走る事を心がけます。この区間では上からボロボロと集団から千切れた人達が落ちてきます。ツール・ド・西美濃の最大の難所は梅谷越だけではなく、この池田~関ヶ原のOSまでの全区間となりますので、来年以降参加される方は、体力を温存しておいて頂きたいと思います。
しかし、この日は風がそれ程強く無かったのが救いでしたね。
淡々とペダルを回し続けて関ヶ原OSに到着です!
その⑦へ続きます。