ブライトンＲＩＤＥＲ５３０の画面がくもる①

先々週、久々に外を走りました所、ブライトン ＲＩＤＥＲ ５３０の液晶画面の内側が曇ると言う事象が発生しました。直ちに対策本部を設置し、原因の究明ならびに初期不良であれば返品・交換等の対応をすべく捜査を開始致しました。

〇今回発生した曇り

この様に液晶画面の内側がくもっています。室内の使用や屋外でも夜間の使用であれば、この様な現象が発生しない事や、自転車で１時間も走っているとそのくもりは取れてクリアになることから、サイコン内部の水分が太陽か内部の熱で蒸発しくもりが発生しているものと思われます。

〇購入したＡｍａｚｏｎに連絡を取ってみた

Ａｍａｚｏｎで購入しましたので、まずはＡｍａｚｏｎの購入履歴からその商品を選択し、問い合わせから今回の件を相談してみました。なお、購入後１ヶ月以内であれば「返品・交換」のメニューがあるのですが、購入後１ヶ月を少し超えていましたので、今回は「問い合わせ」から連絡を取ってみました。

その問い合わせを行ったのが２３時頃でしたので、返事は翌日かな？と思っておりましたが、なんと３０分も経たないうちにＡｍａｚｏｎから返答がきました！何という迅速な対応なのでしょう！

ネット販売は販売者の顔が見えないことから、不良品や故障が起こった際のアフターフォローに不安を覚える事がありますが、これだけスピーディーにレスポンスがあり、また、そのメールの返答についても、解決の方法についていくつかの選択肢が用意されており、自分の希望で選択できるような仕組みになっていました。Ａｍａｚｏｎで返品・交換の連絡をしたのは初めてでしたが、またまたＡｍａｚｏｎの評価が上がったのは言うまでもありません。

さて、話は少し脱線してしまいましたが、私の希望は単なる返品ではなく、原因究明と交換希望でございましたので、翌朝、販売元に連絡を入れてみることにしました。

※今回の購入は「〇〇〇（会社名）が販売し、Ａｍａｚｏｎが発送します」という商品です。

〇販売元に症状を伝え交換を依頼してみると・・・

Ａｍａｚｏｎのシステムを利用し、販売元に連絡を入れてみます。販売元からも２時間程度で返答がありました。

返答の内容は以下の通り。

お問い合わせの件につきまして、メーカー代理店へ確認させて頂きましたところ、本商品は完全防水の商品ではございませんので、雨天時のご使用・多湿な環境等により水分が浸入する場合があり、内部に浸入した水分が日中の熱で気化して液晶へ付着している可能性がございますので、下記の方法をお試し下さい。

充電を行う際の熱で内部を乾燥させる事が出来る場合がありますので、充電を行って下さい。蒸気を逃がす隙間が本体裏面にありますので、充電の際には液晶画面を下に向け、端子を塞ぐゴムパッドを十分に開いた状態で行って下さい。充電完了後もゴムパッドを開いたまま、液晶を下に向けて暫く自然乾燥させて下さい。

くもりの原因はやはり内部に入り込んだ水蒸気が気化したものでございました。

〇返答を受けて調べてみた

まず、完全防水ではないとの事。オフィシャルページで確認しましたところ、「ＩＰＸ７ｗａｔｅｒ　ｐｒｏｏｆ（防水）」との表記がございました。しかし、先程の説明では【完全防水】ではないとの事ですので、得体の知れないＩＰＸ７についても調べてみました。

〇ＩＰ規格

「ＩＰ」とはＩｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ　Ｐｒｏｔｅｃｔｉｏｎの頭文字をとった略語であり、防塵・防水の国際的な保護規格です。ＩＰの後に続く２ケタの数字の左側が「防塵等級」を、右側が「防水等級」を表している様です。今回のブライトンＲＩＤＥＲ５３０は「ＩＰＸ７」という表記になっていますが、この規格で言うと「Ｘ」は防塵規格において「テストを行っていない」という意味になり、その後ろの「７」は防水等級「７」をクリアしている事を表しています。

ＩＰ規格について興味のある方はこちらをご覧下さい

 International Protection - Wikipedia

その２に続きます。