エリート アリオンマグ⑤ トレーニングテスト実施
昨日ご紹介した、現状のライダーの能力（パワープロフィール等）を測定し、その結果を元に約１ヶ月分のトレーニングメニューを自動生成してくれる「トレーニングテスト」を実際に行ってみました。
結果から申し上げると、テストは自分が想定していたよりも低い結果となり、ちょっと凹んでおりますが、そのデータを元に作成されたトレーニングメニューをみて、これを地道に続ければ確実にレベルアップできると、ローラー練習に対するモチベーションは上がっております。
テストの内容及び結果等をご紹介します！
〇トレーニングテストの内容
心拍計を胸に取り付け、早速テスト開始です。
テストは以下の３つのセクションに分かれています。
- １００Ｗの出力を維持しながら１０分間走
- ６０秒ごとに目標出力が１０Ｗずつアップしていくので、それに合わせて出力を上げていく（最終は目標心拍数に到達するまで）
- 目標心拍数±３以内をキープし１０分間走
時間はおおよそ３０～５０分くらいで終了し、心拍数も最大心拍数の８０％程度までしか上げませんので、テスト自体がしんどいと言う事はありません。
〇気になるテスト結果は？
私のテスト結果は以下の通り。
最初にクラスという項目があり、これで自分がどの程度のライダーかを総合的に判定しています。私のクラスは「サイクリスト」。
その結果を見たときは「うむ、私は確かにサイクリストやで（笑）」と思いましたが、自転車に乗る人の総称が記載されている訳ではありません。その後ろの（２．８）という数字が気になります。また、その他の項目についても理解ができませんでしたので、先日購入したこちらの本を引っ張り出してきて、項目を確認していきます。
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流石は多くの方々に「パワートレーニングのバイブル」と評価されるだけの事はあります。これを読むだけで項目の意味がおおよそ理解できました。
「サイクリスト」の後ろの（２．８）は「パワー・ウエイト・レシオ＜ＰＷＲ＞」であり、この本によりますと、私の数値はかなりレベルが低い（貧脚である）ことが分かりました(T-T)
本の内容までは詳しく掲載できませんが、私が獲得した「サイクリスト」というクラスは、８段階あるうちの下から数えて２番目のクラスでした・・・。
また、評価出力は「ＦＴＰ」という数値であり、「１時間継続して出力できる最大のパワー」を示しています。パワートレーニングバイブルの中に「パワートレーニングの始め方」という章があるのですが、一番始めに確認する数値がこの「ＦＴＰ」というデータであり、トレーニングを行う上で非常に重要な指標となる様です。ちなみに、この数値が２２０Ｗ。これもかなり低い数値でした(T-T)
〇テストデータからトレーニングメニューを作成
現在の自分の能力が測定できたら、このデータを元にトレーニングメニューを作成します。操作は非常に簡単で、トレーニングテストの結果ページの右上にあるデータエクスポートボタン？をタップして、トレーニング作成を選択。トレーニングタイプ（総合、登坂、フィットネスの３種類）から目的のタイプを選択し、最後に適当な名前を付けて「ＯＫ」を押すだけです。
すると、プログラムモードの中に、自分の能力に合ったトレーニングメニューが４週間分作成されます。
ちなみにファイル名の「１Ｗ１Ｄ」は「第１週目の１日目」という意味であり、これが「４Ｗ７Ｄ」まで作成されています。途中で数字が飛んでいる所がありますが、そこは休息日という意味です。
〇トレーニングは効果がなければダメ
トレーニングの目的は「速く走れる様になるため」ですが、効果測定をせずにやり続けていると、いつしか「トレーニングする事」が目的になってしまうことがあります。「とりあえずトレーニングして（走って）おくか・・・。」こういう状況は黄色信号ですね。
トレーニング続ける＞効果測定を行う＞前回との差違を確認＞次のトレーニングに進む
速くなるためにはこの様な循環を作り出す必要があるかと思いますが、専門知識も練習環境も乏しいアマチュアライダーにはなかなか難しいですよね。しかし、このアプリがあれば、専門知識がなくとも、速くなるための「善き循環」を作り出すことが可能です。
本日からこのメニューに従ってトレーニングを開始致しますが、４週間後再びトレーニングテストを行い、どれだけ自分の能力がアップするのかが非常に楽しみです。
また、追ってレポートさせて頂きます。
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追伸：本日、おらが村に竜巻が発生し住宅等に被害が発生しました。また、けが人も数名出た模様です。梅雨の末期になると激しい雨や突風など発生する恐れがありますので、皆様もご注意くださいませ。被害に遭われた方に対し心からお見舞い申し上げます。
