LSDトレーニングの気づきと修正
夜のトレーニングはジャイアントのクロスバイクを使うことが多いのですが、今回購入した [ブライトン RIDER 530] は2台のバイクを登録しておくことができるので、ロードバイクとクロスバイク兼用のサイコンとして使用しています。
しかし、速度センサーとケイデンスセンサーはロードバイクに取り付けているので、取り外す事ができません(取り外しは可能ですが、メンドクサイ事はしたくありません)。そこで、クロスバイクで使用する際は、速度のみ本体に内蔵されているGPS機能を使って速度を表示しています。おそらく移動距離と経過時間で速度を計算していると思いますが、表示レスポンスも速く、意外と正確に表示されておりますので、速度センサーがなくても十分使えます。ハートレートセンサーは自分の体に取り付けるものですから、後はケイデンス用のセンサーを一個追加すれば、2台分の高機能GPSサイコンを手に入れた事になります。早速、クロスバイク用にこちらのケイデンスセンサーを一つ購入しました。
XOSS新しい自転車コンピュータサイクリングケイデンスセンサースピードメーター自転車ANT Bluetooth 4.0ワイヤレスサイクルコンピュータ 新品価格 |
※ANT+規格のものであれば使用できると思います
さて、そんなNEWサイコンに気分をよくしながら、昨夜もLSDトレーニングを約1時間行って参りました。
もっと長い時間走れると効果も上がるのでしょうが、家でも会社でもこき使われる生活をしておりますので、なかなか時間が取れません汗
LSDトレーニングをやり始めて、色々と気がついた点などが出てきましたので、ご報告がてら書き留めておきます。
〇運動強度(設定心拍数)を再設定しました
LSDの運動強度(心拍数)の設定は、カルボーネン法で算出した<130~140拍/分>としておりましたが、これでは負荷が足りないような気がします。
ひょっとすると、「運動習慣のある人用の公式」が当てはまるのではないか?という思いが出てきたのと、私が勝手に師事している竹谷さんの書籍にも「人体は明確にゾーン分けできるもではありませんから、70%超える心拍数でも走り続けられるならば、それでもOK」というLSDトレーニングに関する記述もありましたので、心拍数の設定を上げる事にしました。
<運動習慣のある人向けの公式>
((210 -( 年齢 ÷ 2 ))- 安静時心拍数)☓ 運動強度 + 安静時心拍数
これにあてはめて計算をしてみますと上限は以下の通りとなります。
<上限 運動強度70%>
((210 -(43÷2))- 57) ☓ 70% + 57 = 149
という訳で、私のLSD心拍数を(130~150拍/分)に修正する事にしました。私としては140前半くらいが気持ちよく走り続けられる心拍数の様な気がします。
〇脚を止めると心拍数は急激に落ちる!
なるべく途中で止まらない様に、信号の少ない所を選んで走っておりましたが、昨夜は2回ほど信号待ちで止まりました。どちらも約1分程度でしたが、その間、心拍数は約15拍ダウンしました。これは心拍計がなければ分からない事です。また、ペダリングを止めた時も同様に心拍数が一気に落ちて行きます。
LSDトレーニングを「長時間、ゆっくりとした速度で乗り続ける事」と認識していましたが、この表現では少し説明が足りないのかもしれません。正確には「長時間、ゆっくりした速度で漕ぎ続ける事」が正しい表現と思っています。
この「漕ぎ続ける」という点を意識しながら走ると、呼吸や脚がツライ訳ではありませんが、心地よい疲労感があり、トレーニングしているという実感がでてきました。
3日間程走り続けた結果ですが、気持ち体重も落ちたように思います。もうしばらくこの方法でトレーニングを重ねてみて、しばらく経ってから成果を測定してみたいと思います。